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体育館シューズが滑る原因|今すぐグリップ力復活させる方法と買い替え時期を解説

体育館シューズが滑る原因と復活させる方法、買い替え時期についてご紹介します。

体育館での練習中にシューズが滑った経験はありませんか?

「もう買い替えた方がいい?」「今すぐ滑らないようにしたい」と悩む方もいますよね。

体育館シューズが滑る原因は「汚れ」や「劣化」などいくつかのパターンに分けられます。

この記事では、

  • 体育館シューズが滑る原因
  • グリップ力の復活方法
  • 買い替えが必要なタイミングの目安

についてご紹介します。

体育館シューズが滑る主な原因

体育館シューズが滑るのには、主に3つの原因があります。

体育館シューズが滑る原因

  • 靴底にホコリや油分が付着している
  • 靴底のゴムがすり減っている
  • ゴムの経年劣化

靴底にホコリや油分が付着している

靴底にホコリやワックス、皮脂など汚れが付着すると、体育館シューズの細かい溝を埋めてしまいます

その結果、床との摩擦が激減しグリップ力が低下、体育館シューズが滑る原因となります。

靴底のゴムがすり減っている

長年の使用により靴底の溝がすり減って平らになってしまうと、グリップ力が弱くなります

特に体育館特有の「ワックスの膜」が残っている場合は、さらに滑りやすいくなります。

ゴムの経年劣化(硬化)

靴底の溝が残っていても、ゴムは時間経過で硬くなるため滑る原因になります

長い間保管していたシューズやセール品で長く倉庫に置かれていた靴などは「新品なのに滑る」と感じることがあります。

練習中でもできる!一時的にグリップ力を復活させる方法

その場でできる、滑りやすくなったシューズの応急的な復活方法をご紹介します。

一時的にグリップ力を復活させる方法

  • 濡れ雑巾やウェットティッシュで拭き取る
  • シューダスター(粘着マット)を踏む
  • 手のひらで靴底をこすって汚れを取る

濡れ雑巾やウェットティッシュで拭き取る

清潔な濡れ雑巾を固く絞り、靴底を念入りに拭き取ります。

体育館シューズが滑る原因の1つは、靴底に付着したホコリや皮脂なため、拭き取ることで滑りにくくできます

また、ゴム底が少し湿ることでグリップ力が増すため、乾いた雑巾よりも濡れ雑巾のほうが効果的です。

シューダスター(粘着マット)を踏む

画像引用:楽天

体育館にシューダスター(粘着マット)がある場合は、シューダスターの上で何度か足踏みをします。

粘着性のあるマットが、靴底の溝の奥に入り込んだホコリやチリを取り除いてくれます

手のひらで靴底をこすって汚れを取る

濡れ雑巾や粘着マットがないときの緊急手段として、手のひらで靴底をこすって付着したホコリや汚れを落とします

一時的にですが、摩擦熱によってグリップが効く効果もあります。

ただ、時間が経てば冷えて硬くなり滑りやすくなるため、あくまで応急処置と考えましょう。

グリップ力を復活させる方法(本格メンテナンス編)

練習後や休日などに行える、より本格的な対策をご紹介します。

グリップ力を復活させる方法

  • 靴底を中性洗剤で洗う
  • メラミンスポンジで表面を軽く削る
  • 滑り止めスプレーを使う
  • 靴底に滑り止めパッドを貼る

靴底を中性洗剤で洗う

グリップ力が落ちたと感じたら、まずは靴底を洗ってみましょう。

ホコリや皮脂汚れがついてグリップ力が落ちているなら、靴底をキレイに洗うとグリップ力が復活します

使い古した歯ブラシやスポンジに食器用洗剤などの中性洗剤をつけ、靴底の溝に入り込んだ汚れを落とします。

中性洗剤はゴムへの刺激が少なく油汚れや皮脂汚れを分解する力があるため、靴底の洗浄に最適です。

洗浄後はしっかりと乾かしてください。

メラミンスポンジで表面を軽く削る

靴底のゴム表面がツルツルしている場合は、削ってグリップ力を復活させることもできます。

靴底に付着している目に見えないワックス成分や油膜、硬くなったゴムの層を削り取り、内側にある新しいゴムの表面を出しグリップ力を回復させます

以前よりも少しザラザラした感触になればOKです。

力を入れすぎないように注意しましょう。

滑り止めスプレーを使う

画像引用:楽天

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市販の滑り止めスプレーを使ってグリップ力を復活させる方法もあります。

滑り止めスプレーは「靴底の汚れ落とし」と「靴底の床の密着力アップ」の両方をサポートしてくれます

ゴムがすり減っていたり、硬くなってしまっている場合でも、一時的にグリップ力の改善が期待できます。

靴底に滑り止めパッドを貼る

最終手段として、靴底に滑り止めパッドを貼りグリップ力を復活させる方法もあります。

ただし、激しい運動ですぐに剥がれたり破れたりする可能性が高く、体育館の床を汚すリスクもあります。

一時的な応急処置としてのみ使うようにしましょう

買い替え時期の目安は?

次のような状態が見られたら、買い替えのサインです。

買い替えの目安

  • 靴底の溝が消えている
  • 靴底のゴムが固くなっている
  • 中敷やかかとが潰れている

靴底の溝が消えている

靴底を指で触っても凸凹が感じられない場合は、すり減ってる証拠です。

滑り止めスプレーでは、グリップ力は一時的にしか改善しません。

靴底のゴムが固くなっている

靴を曲げても弾力がない、靴底を指で押して弾力がない場合はゴムが固くなっています。

触るとカサカサしていたり、ひび割れや欠けが見らたりすることあります。

中敷やかかとが潰れている

滑り止め機能以外にも、中敷や踵が潰れている場合も買い替えが必要です。

着地時やジャンプ時に、以前よりも衝撃が足に響く感じがする場合や、足が靴の中でぐらつく場合は怪我のリスクが上がります。

体育館シューズを長持ちさせるコツ

今日からできるお手入れの工夫で、体育館シューズの寿命を延ばしましょう。

体育館シューズを長持ちさせるコツ

  • 屋外での使用は避ける
  • 使用後は乾燥させる
  • 定期的に靴底を掃除する

屋外での使用を避ける

体育館シューズを屋外で履くのは絶対にやめましょう。

固いアスファルトの上を歩くと、靴底がすぐに削れてしまいす。

使用後は乾燥させる

汗や湿気は靴底の劣化を早める原因です。

使用後はシューズをバッグから出し、日陰でしっかりと乾燥させましょう。

シューズに新聞紙を入れておくのも、湿気対策に◎ですよ。

定期的に靴底を掃除する

靴底が汚れたら汚れを拭き取る習慣をつけましょう。

1〜2ヶ月に1度は中性洗剤で掃除をして、汚れやほこりを放置しないことが大事です。

体育館シューズが滑る原因と復活させる方法 まとめ

体育館シューズが滑る原因と復活させる方法、買い替え時期の目安について解説しました。

体育館シューズが滑る主な原因は、靴底の汚れ・ゴムのすり減り・経年劣化の3つです。

靴底の洗浄や滑り止めスプレーの使用で、グリップ力は復活させることができます。

体育館シューズは正しい保管や手入れをすれば、グリップ力を長く維持することができますよ。

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